夢を見た。私は社会的に地位のある存在であった。
私を取り巻く人々は私に常に優しい。私がちやほやされるようになってから沸いてきて、利益を求めているかのように感じていた。
私は人を心底信じられなかった。
そんなある日、どうしてか田んぼのあぜ道を数人で歩いていた。私は子供を背負っていた。
突然子供が背中から飛び降り、泣き出した。その姿は泣いているというよりも怒って感情的になっているかのようだった。
言葉をかけても、私を睨むばかり。
この子には心底優しく接してきたつもりであり、この子もそれをわかっていたという。
今までの振る舞いで怒っているのか・・・?
私は怒りながら泣いている子供を背負い歩き出した。
子供は言う。
人の優しさを疑った私に怒っていると・・・。
私自身、人の心底を見抜いていたかのように疑っていたが、それが誤りであったことに気が付いた。
私はまだ自分の半世紀も生きていない子供に諭されたことと、人を片っ端から疑っていたことに胸が苦しくなった。
空はほのかに紅く、濁っていた。
私は子供を背負いながら再び田んぼのあぜ道を歩き出した・・・。
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2010/01/19 11:12 PM|Category: 日記 | No Comments
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